2013. 04. 06
3.11、東日本大震災。地震はいつどこで起きるかわからない。今まで生きてきた世界が一変してしまう、昨日まで当たり前だったものが当たり前ではなくなってしまう、本当に恐ろしいもの。
『こどもカメラマンプロジェクト』では、宮城県気仙沼市南気仙沼小学校の小学生たちが震災によって破壊されてしまった自分たちの大好きだった学校を舞台に、ひとりひとりがカメラマンとなって撮影した写真を展示しています。
こどもたちが撮影した写真をより多くの人に見ていただき、幼いカメラマンたちが写真に込めた精いっぱいの想いを感じ取ってもらえれば、と思います。
また、この写真展を通して「自分の住んでいる町が被災してしまった時、この当たり前な日常はどう変わってしまうのだろうか。」ということを多くの人に考えてもらいたい、そして私たちが当たり前のように過ごしている日常は、実は“かけがえのないもの”だということを思い出してもらいたい、そう願っています。
これまで私たちは「あいのりバスプロジェクト」を通して「被災地支援」という活動に携わらせていただいています。
しかし、「被災地支援」という言葉を聞いて、いまひとつイメージが浮かばない方々も多いのではないでしょうか。
そこで写真という「目で視る」形で私たちの活動に触れてもらい、「被災地支援って、こういうものなんだ」と、少しでも“なにか”を感じていただけたら嬉しく思い、共働P 写真展を同時開催することにしました。
「共働プラットホーム写真展」では、先月(3月)に実施した「あいのりバスプロジェクト 春号」にて東北の気仙沼・七ヶ浜・宮城野の3地域を訪れ、活動を行なった際に撮った活動写真や現地の風景写真を展示いたします。
この写真展を通して、多くの方々に、私たち共働Pが「寄り添い」と「つながり」を大切にしながら行ってきた活動について知っていただき、少しでも興味を持っていただければと願っています。
また、実際に現地の写真を見ていただくことで被災地の“現在”を知り、思いを馳せてほしい。「東日本大震災は絶対に忘れてはならない出来事なのだ」ということをみなさんの心にもう一度深く刻み込んでほしい。
そう願っています。
2013年04月22日(月)〜04月26日(金)
関西学院大学 三田キャンパス アカデミックコモンズ 2階 クリエイティブスクエア
9時~22時(初日は12時から・最終日は15時まで)
※申し込み不要、入場料無料。
多くの皆さまのご来場をお待ちしています。
イベントページ
主催:研究推進社会連携機構